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ケイトウと親不知

ケイトウと親不知

空気が冷たくなったから、秋っぽいお花を飾りたい。
みなさんにとっての秋の花は何でしょう。
秋桜やりんどう?

ちなみに今日、9月5日の誕生花はケイトウ。
私は昨年の秋に秋川渓谷で美しいケイトウを目にしてから、秋と言えばケイトウ!と連想するようになりました。(お恥ずかしながら、お花屋さん以外でしっかり土から生えているケイトウを目にしたのは、このときが初めて!)

小さい頃、キーホルダータイプの花言葉辞典を持ち歩くのが大好きだったので、今日も花言葉を調べてみる。

すると、ケイトウは赤いトサカを持つ雄鶏のように見えることから、「おしゃれ」「気取り屋」という花言葉があり、ドライフラワーにしたときに色あせないことから、「色褪せぬ恋」という花言葉がついたと記されていました。

花言葉って「一途な愛」とか「色褪せぬ恋」のように、愛や恋にまつわるものが多くてロマンチックだな...と感じると同時に、頭をよぎったのは最近知ったロマンチックな文化の違い。

今、私は韓方(中国で生まれた漢方が韓国に渡り、韓国独自の韓方として変化したもの)の勉強をしているのですが、からだの成長の話から「親不知(おやしらず)」の話になりました。

日本語の親不知のことを韓国では「사랑니 サランニ」と呼ぶんですよ!と大学教授。

サランは愛、二は歯なので直訳すると「愛の歯」となるのですが、20代前半頃に初めて恋愛する、そしてその胸の痛みのように歯が痛むことが由来だそう。

その国の言葉には、根本的な考え方や感覚が染みついているのだろうなと考えさせられ、突然、まだ残っている2本のサラン二を大切に磨きたくなる秋の日でした。

みなさまのお部屋やお庭にも、秋の花がロマンチックに咲いていますように。